Dellの人気シリーズのである「Latitudeシリーズ」と「Inspironシリーズ」は、価格帯や性能が似ており、どちらをえらで良いか悩んでいる方も多いと思います。
そこで本記事では、「Latitudeシリーズ」と「Inspironシリーズ」の違いを比較表を用いて分かりやすく解説します。
また、「Latitudeシリーズ」と「Inspironシリーズ」の中から、用途別にコスパ最強のおすすめモデルをご紹介します。
Dell「Latitude」と「Inspiron」の違い

Dellの「Latitudeシリーズ」と「Inspironシリーズ」の違いを、表にまとめました。
| シリーズ | 価格帯 | ターゲット | コスパ | 性能 | セキュリティ | 具体的なセキュリティ対策 | その他 | 
| Latitude  | 約10〜57万円 | 法人 | 普通 | 中〜高 | 高〜超高 | ・暗号化SSD ・Onlooker Detection(のぞき見防止機能) ・ExpressSign-in(ユーザーを検知してロック・アンロックを行う機能) など | ・ゼロラティスキーボード搭載 ・ハプティックコラボレーションタッチパッド搭載 | 
| Inspiron  | 約6〜24万円 | 一般・個人 | 非常に良い | 中〜高 | 普通 | 「McAfee+ プレミアム 1年版」付き | – | 
大きく分類すると、Latitudeシリーズは法人向けで、Inspironシリーズは個人向けです。
Latitudeシリーズはセキュリティ性能が非常に高い法人向けのシリーズで、Latitude5000シリーズ以降は「Onlooker Detection(のぞき見防止機能)」や「ExpressSign-in(ユーザーを検知してロック・アンロックを行う機能)」など、豊富なセキュリティ対策が施されています。
また、最高級モデルのLatitude9000シリーズは、バッテリー持ちが非常に良いのに加え、「ゼロラティスキーボード」や「ハプティックコラボレーションタッチパッド」が採用され、より使いやすいモデルになっています。
一方、Inspironシリーズは個人向けのシリーズで、他のメーカーと比較しても非常にコスパが良く、日常使いができる低価格帯のモデルから、クリエイティブな用途にも使えるような高性能なモデルまで様々なラインナップがあります。
InspironシリーズはLatitudeシリーズよりもセキュリティ性能が劣るものの、Inspironシリーズが特別セキュリティ性能が低いという訳ではないので、機密情報などを扱う場合を除いてはInspironシリーズで十分安心です。
Latitudeシリーズがおすすめな人

- 法人などで機密情報を扱うため、非常に高いセキュリティ性能を求めるユーザー
Latitudeシリーズはセキュリティ性能が非常に高いシリーズです。
一般的な用途であればInspironシリーズのセキュリティ性能でも十分ですが、法人などで機密情報を扱うユーザーはLatitudeシリーズがおすすめです。
ただし、Latitudeシリーズはセキュリティ性能が高い分、価格も高くなります。
セキュリティ性能が高いノートパソコンを少しでも安く購入したい方は、「Latitude 3540 ノートパソコン」がコスパが良いのでおすすめです。
Inspironシリーズがおすすめな人

- コスパの良いノートパソコンが欲しい人
Inspironシリーズの方がコストパフォーマンスもよいので、個人で使用する場合は圧倒的にInspironシリーズがおすすめです。
Inspironシリーズは性能ラインナップも豊富で、日常使いができる低価格帯のモデルから、クリエイティブな用途にも使えるような高性能なモデルまで様々なラインナップがあります。
InspironシリーズはLatitudeシリーズよりもセキュリティ性能が劣るものの、Inspironシリーズが特別セキュリティ性能が低いという訳ではないので、機密情報などを扱う場合を除いてはInspironシリーズで十分安心です。
元々コスパが非常に良いInspironシリーズの中でも、「Dell Inspiron 15 ノートパソコン」はかなりコスパが良いモデルなので、日常使いのノートパソコンを少しでも安く購入したい方におすすめです。
「Latitude」と「Inspiron」の用途別コスパ最強おすすめモデル
日常使いなら「Dell Inspiron 15ノートパソコン(メモリ16GB)」

69,980円(税込)
Dellの15.6インチ・フルHDノートパソコンです。
CPUはAMD Ryzen 5 7430U、メモリは16GBなので、複数のアプリやツールを同時に使用する場合も快適に作業できます。
リフレッシュレートが120Hzと高いので、動画などで滑らかな映像が楽しめます。
アメリカ国防総省が制定している厳しい環境試験である「MIL規格」をクリアした製品なので、頑丈で壊れにくいので様々な環境で安心して使用できます。
Dell公式サイトで購入できます。
スペック一覧
| Dell Inspiron 15 ノートパソコン | |
| 画像 |  | 
| 価格(税込) | 69,980円 | 
| 詳細 | |
| OS | Windows 11 Home 64bit | 
| CPU | AMD Ryzen 5 7530U | 
| CPUのPassMark値 | 16133 | 
| メモリ | 16GB | 
| ストレージ | 512GB SSD | 
| GPU | AMD Radeon グラフィックス | 
| GPU Average G3D Mark(PassMark) | 2278 | 
| ディスプレイサイズ | 15.6インチ | 
| ディスプレイ解像度 | 1920×1080(フルHD) | 
| 最大リフレッシュレート | 120Hz | 
| 色域カバー率 | sRGB 約65.7% | 
| 重量 | 1.63kg | 
| Webカメラ | 約92万画素(HD・720p) | 
| Webカメラ備考 | – | 
| Officeソフト | なし(カスタマイズでOffice付きも選択可) | 
| カラー | プラチナシルバー | 
| テンキー | あり | 
| タブレットモード | なし | 
| その他の特徴 | ・MIL規格準拠 | 
セキュリティ性能を重視しつつコストを抑えたいなら「Latitude 3540 ノートパソコン」

98,000円(税込)
Dellのビジネス向け・高セキュリティ性能のノートパソコンです。
CPUはインテル Core i5-1235U、メモリは8GBなので、複数のツールやアプリを同時に立ち上げてもスムーズに作業できます。
WebカメラはフルHDで高画質なので、Webミーティングで鮮明な映像が提供できます。
コスパが良いので、ビジネス向けのノートパソコンを安く購入したいという方におすすめです。
Dell公式サイトで購入できます。
スペック一覧
| 1位Dell Latitude 3540 ノートパソコン | |
| 画像 |  | 
| 価格(税込) | 98,000円 | 
| 詳細 | |
| OS | Windows 11 Home 64bit | 
| CPU | インテル Core i5-1235U | 
| CPUのPassMark値 | 13403 | 
| メモリ | 8GB | 
| ストレージ | 256GB SSD | 
| GPU | インテル Iris Xe グラフィックス | 
| GPU Average G3D Mark(PassMark) | 2686 | 
| ディスプレイサイズ | 15.6インチ | 
| ディスプレイ解像度 | 1920×1080(フルHD) | 
| 最大リフレッシュレート | 60Hz | 
| 色域カバー率 | NTSC 45% | 
| 重量 | 1.81kg | 
| Webカメラ | 約207万画素(フルHD・1080p) | 
| Webカメラ備考 | – | 
| Officeソフト | なし(カスタマイズでOffice付きも選択可) | 
| カラー | グレー | 
| テンキー | あり | 
| タブレットモード | なし | 
| その他の特徴 | – | 
持ち運びやすさ重視なら「Latitude 7320 デタッチャブル ビジネス向けノートパソコン」

397,180円(税込)
218,781円(税込)
Dellのビジネス向け・高セキュリティ性能の2-in-1ノートパソコンです。
CPUはインテル Core i5-1130G7、メモリは8GBなので、複数のツールやアプリを同時に立ち上げてもスムーズに作業できます。
本体重量が0.83kgと非常に軽いので、気軽に持ち運べます。
WebカメラはフルHDで高画質なので、Webミーティングで鮮明な映像が提供できます。
顔認証機能付きなので、セキュリティに配慮した上で素早くログインできます。
デチャッタブル2-in-1タイプなので、キーボードを取り外してタブレットとして使用することもできます。
Dell公式サイトで購入できます。
スペック一覧
| 1位Dell Latitude 7320 デタッチャブル ビジネス向けノートパソコン | |
| 画像 |  | 
| 価格(税込) | 218,781円 | 
| 詳細 | |
| OS | Windows 11 pro 64bit | 
| CPU | インテル Core i5-1130G7 | 
| CPUのPassMark値 | 8647 | 
| メモリ | 8GB | 
| ストレージ | 256GB SSD | 
| GPU | インテル Iris Xe グラフィックス | 
| GPU Average G3D Mark(PassMark) | 2686 | 
| ディスプレイサイズ | 13.0インチ | 
| ディスプレイ解像度 | 1920×1200(WUXGA) | 
| 最大リフレッシュレート | |
| 色域カバー率 | |
| 重量 | 0.83kg | 
| Webカメラ | 約207万画素(フルHD・1080p) | 
| Webカメラ備考 | ・顔認証機能付き | 
| Officeソフト | なし(カスタマイズでOffice付きも選択可) | 
| カラー | ブラック | 
| テンキー | なし | 
| タブレットモード | あり | 
| その他の特徴 | ・デチャッタブル2-in-1タイプ・タッチペン付き・LTEタイプも選択可能 | 
最高級のモデルを求めるなら「Latitude 9450 ノートパソコン」

589,564円(税込)
Dellのビジネス向け・高セキュリティ性能のノートパソコンです。
CPUは高性能なインテル Core Ultra 5 125U、メモリは16GBなので、負荷の高いアプリを複数同時に立ち上げてもスムーズに作業できます。
ディスプレイ解像度が2560×1600(WQXGA)で非常に高画質なので、非常に鮮明な映像が楽しめます。
ストレージが512GBと大容量なので、重めのデータを扱うユーザーも安心です。
WebカメラはフルHDで高画質なので、Webミーティングで鮮明な映像が提供できます。
顔認証機能付きなので、セキュリティに配慮した上で素早くログインできます。
キーボードは幅が広く、ストロークが深い「ゼロラティス キーボード」を採用しており、快適にタイピングできます。
Dell公式サイトで購入できます。
スペック一覧
| 1位Dell Latitude 9450 ノートパソコン | |
| 画像 |  | 
| 価格(税込) | 589,564円 | 
| 詳細 | |
| OS | Windows 11 pro 64bit | 
| CPU | インテル Core Ultra 5 125U | 
| CPUのPassMark値 | 17945 | 
| メモリ | 16GB | 
| ストレージ | 512GB SSD | 
| GPU | Intel Iris Xe | 
| GPU Average G3D Mark(PassMark) | 2683 | 
| ディスプレイサイズ | 14.0インチ | 
| ディスプレイ解像度 | 2560×1600(WQXGA) | 
| 最大リフレッシュレート | |
| 色域カバー率 | |
| 重量 | 1.53kg | 
| Webカメラ | 約207万画素(フルHD・1080p) | 
| Webカメラ備考 | ・顔認証機能付き | 
| Officeソフト | なし(カスタマイズでOffice付きも選択可) | 
| カラー | グレー | 
| テンキー | なし | 
| タブレットモード | あり | 
| その他の特徴 | ・ハプティック コラボレーション タッチパッド搭載・ゼロラティス キーボード搭載 | 
まとめ
Dell「Latitude」と「Inspiron」の違い
| シリーズ | 価格帯 | ターゲット | コスパ | 性能 | セキュリティ | 具体的なセキュリティ対策 | その他 | 
| Latitude  | 約10〜57万円 | 法人 | 普通 | 中〜高 | 高〜超高 | ・暗号化SSD ・Onlooker Detection(のぞき見防止機能) ・ExpressSign-in(ユーザーを検知してロック・アンロックを行う機能) など | ・ゼロラティスキーボード搭載 ・ハプティックコラボレーションタッチパッド搭載 | 
| Inspiron  | 約6〜24万円 | 一般・個人 | 非常に良い | 中〜高 | 普通 | 「McAfee+ プレミアム 1年版」付き | – | 
 
 