ThinkBookとThinkPadの違いは?【コスパ最強おすすめモデルも紹介】

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Lenovoの人気シリーズのである「ThinkBookシリーズ」と「ThinkPadシリーズ」は、価格帯や性能が似ており、どちらをえらで良いか悩んでいる方も多いと思います。

そこで本記事では、「ThinkBookシリーズ」と「ThinkPadシリーズ」の違いを分かりやすく解説します。

また、「ThinkBookシリーズ」と「ThinkPadシリーズ」の中から、用途別にコスパ最強のおすすめモデルをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ThinkBook」と「ThinkPad」の違い

まずは、Lenovoの「ThinkBook」と「ThinkPad」の違いを、表にまとめました。

シリーズ価格帯おすすめ用途キーボードCPUラインナップグラフィックボード性能ラインナップカラーラインナップその他
ThinkBook
ThinkBookシリーズ
約8〜30万円・日常使い
・ビジネス
・大学生
・軽めの動画編集
・軽めのオンラインゲーム
・クリエイター
・バッテリー持ち重視の用途
トラックポイントなし低〜高低〜中グレー・高性能ながら消費電力の低い「インテル Core  Ultra」を搭載した、大容量バッテリーモデルがある
ThinkPad

ThinkPadシリーズ
約8〜74万円・日常使い
・ビジネス
・大学生
・軽めの動画編集
・軽めのオンラインゲーム
・3DCAD
トラックポイントあり低〜高低〜高・グレー
・ブラック
・液晶を折りたためる高価な「ThinkPad X1 Fold」シリーズがある

ThinkBookシリーズ・ThinkPadシリーズともにコスパの良いラインナップが揃っており、一般・ビジネス向けの用途であれば、両者に大きな性能差はありません

キーボードに関しては、ThinkPadシリーズのみトラックポイントが付いています。
以前は両シリーズ間でキーボードの間隔や形状に差があったが、現在発売されているモデルは、そこまでの違いはありません。

カラーラインナップについては、ThinkBookはグレーのみですが、ThinkPadはグレーとブラックがあります。

用途で考えると、ThinkBookシリーズには、クリエイター向けの最強コスパモデル「Lenovo ThinkBook 16p Gen 3」があります。このモデルは、クリエイター向けのノートPCとしては、他のメーカーを含めても1、2位を争うほどのコスパの高さを誇ります。

また、ThinkBookシリーズのもうひとつの特徴として、高性能ながら消費電力の低いCPU「インテル Core Ultra」を搭載した大容量バッテリーモデルがあることです。

一方、ThinkPadシリーズは、3DCADソフト向けのグラフィックボード「NVIDIA RTX Adaシリーズ」を搭載したモバイルワークステーションであるThinkPad Pシリーズが用意されているので、設計などでCADソフトを使用したい方におすすめです。

それぞれ、どんな人におすすめかをまとめると、以下のようになります。

ThinkBookシリーズがおすすめな人

  • デザイン制作や重めの動画編集など、クリエイティブな用途で使いたい人
  • バッテリー持ちが良いノートパソコンが欲しい人

デザイン制作や重めの動画編集などのクリエイティブな用途で使いたい人は、クリエイター向けの最強コスパモデル「Lenovo ThinkBook 16p Gen 3」がおすすめです。

また、ThinkBookシリーズのもうひとつの特徴として、高性能ながら消費電力の低いCPU「インテル Core Ultra」を搭載した大容量バッテリーモデルがおすすめです。

ThinkPadシリーズがおすすめな人

  • 3DCADソフトを使いたい人
  • 4Kディスプレイを搭載したノートパソコンが欲しい人
  • 本体カラーはブラックがいい人
  • トラックポイントが必須な人

3DCADソフト向けを使いたい人は、CADソフトに特化したグラフィックボード「NVIDIA RTX Adaシリーズ」を搭載したモバイルワークステーションであるThinkPad Pシリーズがおすすめです。

さらに、ThinkPadには4Kディスプレイ搭載モデルがあるので、4Kディスプレイが必要な人もThinkPadシリーズがおすすめです。

カラーラインナップについて、ThinkBookはグレーのみですが、ThinkPadはグレーとブラックがあるため、ブラックがいい方は必然的にThinkPadシリーズになります。

また、キーボードのトラックポイントも、ThinkPadシリーズにのみ付いているので、トラックポイントが必須な方も必然的にThinkPadシリーズがおすすめです。

用途別のコスパ最強おすすめモデル

日常使いなら「Lenovo ThinkBook 14 Gen 6 AMD – マイクロソフトオフィス付き」

Lenovo ThinkBook 14 Gen 6 AMD - マイクロソフトオフィス付き
画像出典:Lenovo公式サイト

107,800円(税込)

ThinkBookシリーズの14インチノートパソコンです。

CPUはAMD Ryzen 5 7530U、メモリは16GBを搭載しており、文書作成・ネット検索・動画閲覧などの日常使いの他に軽い動画編集・オンラインゲームなども楽しみたい方におすすめです

「Microsoft Office Home & Business 2021」が付いているので、Word・Excel・PowerPointなどのOfficeソフトを永続的に使用できます

とにかくコスパが良いので、汎用的なノートパソコンを少しでも安く購入したい方におすすめです。

Lenovo公式サイトで購入できます。

スペック一覧

1位Lenovo
ThinkBook 14 Gen 6 AMD – マイクロソフトオフィス付き
画像Lenovo ThinkBook 14 Gen 6 AMD - マイクロソフトオフィス付き
価格(税込)107,800円
詳細
OSWindows 11 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 5 7530U
CPUのPassMark値16402
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
GPUAMD Radeon グラフィックス
GPU Average G3D Mark(PassMark)2229
ディスプレイサイズ14.0インチ
ディスプレイ解像度1920×1200(WUXGA)
最大リフレッシュレート60Hz
色域カバー率NTSC 45%
重量1.47kg
Webカメラ約207万画素(フルHD・1080p)
Webカメラ備考・プライバシーシャッター付き
OfficeソフトMicrosoft Office Home & Business 2021付き
カラーアークティックグレー
テンキーなし
タブレットモードなし
その他の特徴・指紋認証機能付き・180°回転ディスプレイ

クリエイターなら「Lenovo ThinkBook 16p Gen 3」

Lenovo ThinkBook 16p Gen 3
画像出典:Lenovo公式サイト

159,940円(税込)
147,840円(税込)

ThinkBookシリーズの16インチ・高性能ノートパソコンです。

CPUはAMD Ryzen 7 6800Hメモリは16GBグラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 3060が搭載されており、動画編集などの負荷の高いソフトも快適に作業できます。

色域カバー率が100%sRGBとなっており、色の再現性が非常に高いため、クリエイター向けのソフトを使用する方にもおすすめです。

2560×1600(WQXGA)の高画質ディスプレイを搭載しているため、鮮明な映像を楽しむことができます。

また、WebカメラはフルHDで高画質かつプライバシーシャッター付きなので、Webミーティングなどにも便利です。

指紋認証センサーが付いているので、パスワードを入力する手間なく、指一つで瞬時にログインできます。

Lenovo公式サイトで購入できます。

スペック一覧

2位Lenovo
ThinkBook 16p Gen 3
画像Lenovo ThinkBook 16p Gen 3
価格(税込)159940
147840
詳細
OSWindows 11 Pro 64bit
CPUAMD Ryzen 7 6800H(8コア16スレッド)
CPUのPassMark値23801
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop
GPU Average G3D Mark(PassMark)13395
ディスプレイサイズ16.0インチ
ディスプレイ解像度2560×1600(WQXGA)
最大リフレッシュレート60Hz
色域カバー率sRGB 100%
重量1.99kg
Webカメラ約207万画素(フルHD・1080p)
Webカメラ備考・プライバシーシャッター付き
Officeソフトなし
カラーミネラルグレー
テンキーあり
タブレットモードなし
その他の特徴・指紋認証センサー付き

CADソフトを使うなら「Lenovo ThinkPad P16s Gen 2」

Lenovo ThinkPad P16s Gen 2
画像出典:Lenovo公式サイト

373,362円(税込)

ThinkPadシリーズの16インチ・WUXGA高画質モバイルワークステーションです。

CPUは高性能なインテル Core i5-1340Pメモリは16GBを搭載しているので、複数のツールを使う際も安心です。

グラフィックボードはNVIDIA RTX A500 Laptop GPUを搭載しているので、2D・3Dレンダリングに最適です。

WebカメラはフルHDで高画質かつプライバシーシャッター付きなので、Webミーティングにもおすすめです。

指紋認証機能が付いているので、セキュリティに配慮した上で素早くログインできます。

Lenovo公式サイトで購入できます。

スペック一覧

3位Lenovo
ThinkPad P16s Gen 2
画像Lenovo ThinkPad P16s Gen 2
価格(税込)373362
詳細
OSWindows 11 pro 64bit
CPUインテル Core i5-1340P
CPUのPassMark値20629
メモリ16GB
ストレージ512GB SSD
GPUNVIDIA RTX A500 Laptop GPU
GPU Average G3D Mark(PassMark)6956
ディスプレイサイズ16.0インチ
ディスプレイ解像度1920×1200(WUXGA)
最大リフレッシュレート60Hz
色域カバー率NTSC 45%
重量1.70kg
Webカメラ約207万画素(フルHD・1080p)
Webカメラ備考・顔認証機能付き・プライバシーシャッター付き
Officeソフトなし(カスタマイズでOffice付きも選択可)
カラーブラック
テンキーあり
タブレットモードなし
その他の特徴・180°回転ディスプレイ・指紋認証機能付き・MIL規格準拠

まとめ

「ThinkBook」と「ThinkPad」の違い

まずは、Lenovoの「ThinkBook」と「ThinkPad」の違いは、以下のとおりです。

シリーズ価格帯おすすめ用途キーボードCPUラインナップグラフィックボード性能ラインナップカラーラインナップその他
ThinkBook
ThinkBookシリーズ
約8〜30万円・日常使い
・ビジネス
・大学生
・軽めの動画編集
・軽めのオンラインゲーム
・クリエイター
・バッテリー持ち重視の用途
トラックポイントなし低〜高低〜中グレー・高性能ながら消費電力の低い「インテル Core  Ultra」を搭載した、大容量バッテリーモデルがある
ThinkPad

ThinkPadシリーズ
約8〜74万円・日常使い
・ビジネス
・大学生
・軽めの動画編集
・軽めのオンラインゲーム
・3DCAD
トラックポイントあり低〜高低〜高・グレー
・ブラック
・液晶を折りたためる高価な「ThinkPad X1 Fold」シリーズがある